読みもの

IPv4とIPv6の違いを知る

同じインターネットを支える、ふたつのアドレス形式。

よく見るドット区切りのアドレス

IPv4は32ビットで、192.0.2.10のように4つの十進数をドットで区切って表します。各数値は0〜255です。約43億個のアドレスには、プライベートネットワークや文書用の予約範囲も含まれるため、すべてを公開インターネットに使えるわけではありません。

大きく広がったアドレス空間

IPv6は128ビットで、2001:db8::1のように十六進数のグループをコロンで区切ります。各グループの先頭のゼロは省略でき、連続するゼロのグループは一度だけ「::」に短縮できます。そのため同じアドレスに複数の正しい表記があります。

両方が使われている理由

両方のプロトコルを使うデュアルスタックのネットワークは多く存在します。ドメインはAレコードでIPv4、AAAAレコードでIPv6を公開できます。実際に使う方式は接続環境やDNSの応答などによります。あるサイトでIPv4が見えたとしても、ネットワーク全体のIPv6対応状況は判断できません。

プレフィックスの読み方

CIDRはアドレスの後ろにスラッシュとビット数を付ける表記です。IPv4の/24は256個、IPv6の/64は2の64乗個のアドレスを含みます。これは範囲の大きさであり、接続端末数ではありません。正確な境界や最初・最後のアドレスはサブネット計算で確認できます。